【金沢工業大学生向け】2021年の大学推奨パソコンについて解説してみた

先日、2021年度生向けの大学推奨パソコンが公開されその全容が明らかとなりました。 といっても、既に新入生の皆さんはご存知であり、実際に購入された方も多いはずです。

 そこで今回は、まだ購入されていない方向けに金沢工業大学生向けのパソコンの選び方について解説したいと思います。後出しジャンケンみたいになっていますが、最後までご覧頂けると幸いです。

 

今年は無難に推奨パソコンを買っておくのが吉

結論、今年は無難に推奨パソコンを購入しましょう。 その理由として、価格とスペックのバランスが良く、同じ条件で購入できる機種が殆どないからです。

昨年とほぼ価格は変わらないのに性能がアップしている

以下が今年の推奨パソコンとして展開されている3機種になるのですが、3機種全てにおいて性能がアップしています。 

昨年より「建築学科推奨PC」の枠が増え、SSD・メモリ容量が増えている


また、Let's Noteを除く2機種は授業以外のプロジェクトや課外活動で快適に使用できる性能であるメモリ(RAM)16GBを搭載しており、パソコンの性能によって行動が制限されることがなくなりました
ストレージも3機種ともに256GBから512GBへ進化しており、ストレージが足りないといった心配もありません。

 昨年の推奨パソコンでは全機種でメモリ(RAM)が足りないといった問題があり、授業は問題なく対応できるものの、プロジェクトや課外活動を始めると性能が追いつかなくなりイライラするといったことが多くありました。 

私の周りでも現役でプロジェクト活動に励まれている方で「推奨パソコンの動作が遅い」というような阿鼻叫喚の声を挙げている場面を多く耳にしてきました。 

 ですが、今回の機種ではLet's Noteを選択しない限りこういった問題は発生することは殆どないと言え、前述したとおりにスペックも上がっていますので、今年度は「迷ったら推奨パソコンを買っておく」という選択をしても問題はないでしょう。

同価格帯で同じ条件を兼ね備えた機種は殆ど存在しない

大学推奨パソコンは大学内で修理・サポートを受けられる充実したアフターサービスがあり、これと同様のサービスを受けられる機種は他に存在しません

大学内で修理受付が出来るのは最大のメリット


 また、購入時の付属品なども充実しており、3機種ともにLANケーブル3mが、DVDドライブが搭載されていないdynabook・DAIVには外付けDVDドライブが付属してきます

 実際、それらの付属品を購入しようとするとそれなりにお金も掛かりますし、経験上用意するのもそこそこ面倒臭かったので最初から付属してくるのは時間・金額的にもお得です。 

 特に建築学科向け専用推奨パソコンは、同様の性能を持って20万円を切る機種は中々存在しないのでこれといった拘りがなければベストな選択と言えるでしょう。

 

それでも推奨パソコン以外を買うのであれば

ここまで記事を読んでそれでも「推奨パソコン以外を買いたい」というのであれば、最低でも大学側が求める条件をしっかりと守りましょう

大学が求める推奨スペック

 この記事を執筆している筆者も、大学推奨パソコン以外の機種を購入・使用していますが、購入時には念入りに調査・計画を立てました。こういったことを行わない限り厳しいものがあると思いますので、そこの辺りはしっかりと理解しておきましょう。

筆者のVAIO SX14。スペックは推奨パソコン以上のもので構成して購入した

 また、他の方も解説していますが、Apple M1を搭載したMacbook Air・Proを購入することだけは絶対に止めましょう
必要なソフトがインストール出来なかったり、解説どおりに作業が出来なくなるので授業で確実に爆死します。 

この金沢工業大学は言ってしまえば「Windows至上主義」の大学です。ですので、現段階でWindowsのデュアルブートが確立されていないM1 Macbook Air・Proは大学内の方でも対処できる人は殆どいません。 

 これからキャンパス内で出会う先輩の中では使用されている方も見られますが、それらの方はWindows PCを同時に持ち合わせていたり対策方法を知っているなど、自分でやりくりが出来る方です。 

 ですので、仮にPCについて一切詳しくなく、ただ「他の人とは違う」ということを見せつけたいがために購入するのであれば絶対に止めてください

 最悪授業の進行を遅らせて先生やSA・TAの方に迷惑を掛ける上に、時間を掛けても問題が解決しないということもあるので「どんな問題でも自分で対処出来る」という確固たる自信がない限りは購入しないようにしましょう。 

 ただし、Intel製MacbookシリーズであればWindowsのデュアルブートが出来ますので、上手く活用できるのであれば購入しても問題はないでしょう。


建築学科はDAIV、それ以外はdynabookを買うべき

という訳で簡単にまとめると以下のツイートのようになります。 

   

 3機種の中で一番安いLet's Noteですが、本体重量、これから使用することが多くなるだろうUSB-Cの端子数などdynabookよりも負けている点が多いです。
ですので、相当な拘りがない限りLet's Noteを購入する意味はないですし、はっきり言ってdynabookにしない意味はありません。 

また、建築学科推奨のDAIVについても、他にこのパソコンに対抗できる機種がかなり少ないので迷ったら大人しくこの機種を買いましょう

 以上がこの記事における結論です。新入生の皆さんにとってパソコンが最高の相棒になることを心より願っています。

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