【金沢工業大学の学生向け】2022年の大学推奨パソコンについて解説してみた
今年も無難に推奨パソコンを買っておくのが吉
結論、今年も無難に推奨パソコンを購入しましょう。 その理由として、昨年同様、価格と付加価値のバランスが良く、同じ条件で購入できる機種が殆どないからです。価格は上昇傾向だが、その分の性能がアップしている
以下が今年の推奨パソコンとして展開されている3機種になるのですが、3機種全てにおいて性能がアップしています。特に、Let's Noteについては昨年よりモデルチェンジが図られ、画面サイズが14インチに大型化、性能もCore i7・メモリ16GBへと進化しています。
また、全モデルにおいてWindows 11が標準になっているのも特徴です。(在学生にはアップグレードを止めているのはここだけの話)
昨年の推奨パソコンではLet'sNoteのみCPU性能とメモリ(RAM)が足りないといった問題があり、「性能重視ならdynabook」と紹介しましたが、今年はどれを選んでも問題はなさそうです。
(ただし、細かな点を見るとdynabookの方が若干性能が高いです。)
今年のモデルは、昨年のモデルと同様にIntel 第11世代CPUを搭載しており、つい最近発表された第12世代CPUを搭載していない機種にはなります。
ですが、第11世代でも並大抵の作業はこなせますし、新しいもの好きでも無い限りは選んでも問題ないです。
もし、第12世代CPUを搭載している機種を求めるのならばオススメしませんが、それ以外なら推奨パソコンを買っても問題ないといえます。
指定学科専用PCも進化、対象学科にメディア情報学科が追加
先程までは全学科共通の2モデルを中心に解説してきましたが、ここからは指定学科専用PCについて少し解説します。昨年より導入された指定学科専用PCも性能と重量面で進化が図られています。
具体的な部分を話すと、性能面ではCPUがIntel 第11世代CPUへ進化し、機能面では画面サイズが14インチへ小型化。それに伴って重量も軽量化されています。
また、昨年は建築学科のみだったものにメディア情報学科が追加されています。
そのため、建築学科は昨年同様にこのモデルを、画像や映像処理が多いメディア情報学科の方もこれを選ぶことになるでしょう。
同価格帯で同じ条件を兼ね備えた機種は殆ど存在しない
大学推奨パソコンは大学内で修理・サポートを受けられる充実したアフターサービスがあり、これと同様のサービスを受けられる機種は他に存在しません。「充実したサービスなんていらない!」と考える方もいるかもしれませんが、サポートが充実していることで、パソコンを気にすることなく作業に集中することも出来ますし、何より、いざ壊れた時に面倒なことにならずに済みます。
筆者は昨年末に普段から使用しているパソコンの調子が悪くなり、授業期間中に約2週間ほど修理に出したことがあります。
その際、大学推奨パソコンであれば修理期間中の代替機を用意してくれますが、筆者は個人で買っているためそういったサポートを受けられず、結果的にもう一台サブでパソコンを購入しました。
これはかなり痛い出費になりますし、実際に修理に出してみて代替機を貸してくれることの有り難みはあるといえます。
特に、金沢工業大学の場合、授業期間中はほぼ毎日のようにパソコンを触ります。
だから、万が一授業期間中に壊れても直ぐに修理に出して、その期間中は代替機を使用できる点は一般のサポートでは出来ないことです。
また、購入時の付属品なども充実しており、3機種ともにLANケーブル3mが付属してきます。
DVDドライブが搭載されなくなったのは残念ですが、大学側で必要なソフトはインターネットを用いてダウンロードようになったため、要らなくなったというのが本音でしょう。
実際、それらの付属品を購入しようとするとそれなりにお金も掛かりますし、経験上用意するのもそこそこ面倒臭かったので最初から付属してくるのは時間・金額的にも間違えなくお得です。
特に指定学科専用推奨パソコンとLet's Noteは、同様の性能を持って20万円を切る機種は中々存在しないのでこれといった拘りがなければベストな選択と言えるでしょう。
それでも推奨パソコン以外を買うのであれば
ここまで記事を読んでそれでも「推奨パソコン以外を買いたい」というのであれば、最低でも大学側が求める条件をしっかりと守りましょう。この記事を執筆している筆者も、大学推奨パソコン以外の機種を購入・使用していますが、購入時には念入りに調査・計画を立てました。こういったことを行わない限り厳しいものがあると思いますので、そこの辺りはしっかりと理解しておきましょう。
また、他の方も解説していますが、Apple M1、M1 PRO/M1 MAXを搭載したMacbook Air・Proを購入することだけは絶対に止めましょう。必要なソフトがインストール出来なかったり、解説どおりに作業が出来なくなるので授業で確実に爆死します。
昨年も書きましたが、この金沢工業大学は言ってしまえば「Windows至上主義」の大学です。ですので、現段階でWindowsのデュアルブートが確立されていないM1系列搭載のMacbook Air・Proは大学内の方でも対処できる人は殆どいません。
キャンパス内で出会う先輩の中では使用されている方も見られますが、それらの方はWindows PCを同時に持ち合わせていたり対策方法を知っているなど、自分でやりくりが出来る方です。
ですので、仮にPCについて一切詳しくなく、ただ「他の人とは違う」ということを見せつけたいがために購入するのであれば絶対に止めてください。
最悪授業の進行を遅らせて先生やSA・TAの方に迷惑を掛ける上に、時間を掛けても問題が解決しないということもあるので「どんな問題でも自分で対処出来る」という確固たる自信がない限りは購入しないようにしましょう。
ただし、Intel製MacbookシリーズであればWindowsのデュアルブートが出来ますので、上手く活用できるのであれば購入しても問題はないでしょう。
建築学科・情報フロンティア学部はDAIV、それ以外はどれを選んでも問題なし
という訳で簡単にまとめると以下のツイートのようになります。今年の大学推奨パソコンはどのモデルを切り取っても文句がないレベルに進化しています。 その分、少しだけ価格の上昇もありますが、ある程度の性能のパソコン + 用意すべき付属品 + 4年間のサポートを入れて20万円以下に抑えている点はかなり優秀です。今年の大学推奨パソコン...
— Kazuki (@EP4_Kazuki) January 24, 2022
・普通の学生ならLet's Noteかdynabookで好きな方
・メディア情報学科、建築学科は専用PC
・自分の好きな機種、推奨パソコンではこなせないことをする&予算が足りないならその他の機種
って感じですね。近々記事で解説します。#春から金沢工業大学
さらに、今年度展開されているLet's Noteは画面が大きくなり、解像度が高くなっていることなど、筆者も買えるのなら欲しいと感じるような、ポテンシャルの高い機種が展開されています。dynabookも例外ではありません。
だから、今年は「迷ったら大学推奨パソコンを選ぼう」というのが結論です。
以上がこの記事における結論です。新入生の皆さんにとってパソコンが最高の相棒になることを心より願っています。
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